2016/01/06 19:48

「おしあってるのは、な〜に?」


比較的軽い反則(スローフォワード:ボールを前に投げる、ノックオン:ボールを前に落としてしまうなど)があった場合に、スクラムから、プレイが再開されます。

このスクラム、8人対8人で押し合っています。
ラグビーですけど、スクラムは別なスポーツという人もいます!?

一番前で圧す人達は、フロントローと呼ばれ、プロップ2人とフッカー1人の3人が横に並び腕を組み合います。
密着し合います。
そして、セカンドローと呼ばれる2人のロックが、プロップの股ぐらから手を入れて、お尻に密着します。

普通の人は、この時点で、ロックが押すのに耐えることは不可能に近くなります。
ラグビーをしている他のポジションの人ですら、お尻が痛い、背骨が痛い、首が痛くなります。ということは、姿勢すら取れない状況になります。
前からも、後ろからも押されても、もんく一ついわずに、スクラムを組み続けてくれます。

例えば、スクラムを組んでいて、スクラムからボールを取り出そうとしてボールを前に落としてしまうと、ノックオンになり、再びスクラムになりますが、当の本人達は反則を直視することなく、「また、スクラム!?」と寡黙にスクラムを組みます。

最近は、このスクラムを組む回数も少なくなってきています。