2016/01/16 21:19

三越伊勢丹が、前ラグビー日本代表監督のエディー・ジョーンズ氏をイメージキャラクターに選び、日本の精神性を謳ったキャンペーンを張っております。

もう、10年以上も前に、ラグビーに関するコーチングテキストを作成しましたが、「日本のラグビーは、もっと世界から評価を受けて、結果も出るはずだ」と考えていました。それが、2015年のRWCでそれが間違いではなかったと証明されました。ベスト10前後の実力は充分に今後も維持すると考えておりますが、勝負の世界ですから、上手くマネジメントできなければ、順位を落とすでしょう。


RUGBY-JERを作ったのは、日本から世界に向けて闘えるブランドを作りたいという想いからです。日本的ラグビー、日本的スポーツというものは、欧米に比べて見劣りして、なにかと自虐的にどこか自信なさげで、色眼鏡をかけて美貌のまなざしで、他国を見ているようです。日本のスポーツ文化は、独自性があり構造疲労を起こしているものの、よきシステムを構築しています。
「大学スポーツがダメだ」と、ニュージーランドや欧州のクラブシステムを良いものだと見がちですが、アメリカの大学スポーツは、問題をはらみつつも、大きな産業へと育ち、強化が進んでおり、大学という教育機関でのスポーツ強化方法のモデルを示しております。大学カテゴリーでも、上手く育てれば、大きく育つ可能性があります。

ある意味、日本人は謙虚に、他から学び、吸収しそれを自身のものとして昇華する力があるのですが、時折自信なさげになります。内なる力を自ら封印してしまいがちです。そんな精神性を乗り越えてゆくために、RUGBY RANGER RUGBY-JER JAPAN と明確にしました。日本人の精神性、文化性を大事にしラグビーを世界に広めていこうと。日本人が、ラグビーによって「世界をきりひらけ」!その闘いの突撃隊員となって社会や世界の平和へと貢献してほしいと願っております。

this is Japanではなく、RUGBY RANGER RUGBY-JER JAPANです!

そんな日が、早く来ることを願って、今日も闘いは続きます。