2016/06/22 20:05

欧州連合が揺れています。イギリスがEUから離脱しようとしています。
問題は、移民の流入により、経済的、労働的、社会保障的に圧迫を感じているようです。さらに、EU加盟により、自由貿易が阻害され、恩恵を思いのほかに受けることができないとい主張する派と、EUに加盟し続けて、経済活動を加盟国内でやりとりする方がよいと主張する派です。
スポーツにおいては、オリンピックも、ラグビーワールドカップも近年済ませた、大国の一つであることに違いなく、その後のレガシーをよい流れで受け継ごうとする姿勢も、これから直面する日本においても非常に参考になるでしょう。さらに、騎士の国であるイングランドと、武士の国である日本が、今後いかにスポーツ、ラグビーに対して向き合うのかも、精神性、社会、経済的な側面からも興味があるところです。

そこで気になるのが「ノブレスオブリージュ(noblesse oblige)」といわれる、「高貴なものの義務」とあるように、経済的な側面のために、高貴なものの義務を放棄するのかということです。世界6位の経済大国、貴族の国で、尊ばれてきた精神性は、どこに行ったのでしょうか?経済の前には、精神性も吹っ飛んでいくのでしょうか?
「武士の国のラグビー」は、今後どのように発展していくのでしょうか。

先日大学を卒業したての若者と話しをしたとき「2019年以降もラグビーは、つづくので」と彼らの方が、よほどしっかりと先を見据えていると安心をしました。