2016/07/02 17:23

この暑さで、サンウルブズの戦い方に引きずり込めると期待したのに、どこ吹く風と、序盤に接するも終盤まで終始省エネとも言える戦い方でワラタスが制する。

序盤こそ、ゲームプランが機能するも、そこまででした。
ボールウォッチャーとコミュニケーションが少なく連動しないDFのた簡単にラインブレイクされる。そうなれば、味方に疑心暗鬼となり、DFシステム自体崩壊する。個々では、局面でファイトできるも、現代ラグビーでは普通のハッスルラインと呼ばれるラインを形成できず、「ラインからの離脱」をし、さらにギャップを作る。
タックル数84、ミスタックル数28、成功率66.6%と低水準。ディフェンスを理解せず、ゲームを最後まで進めてしまう。

アタックでは、劣勢のため無理に攻める意識が働き、同じリズムでボールをただ回すだけなので、怖くも、エネルギーの消費も少なく、ペナルティという悪循環。リーダー不在ではなく、タクティクスアクション、ゲームを作る人の不在、これは、彼らに責任があるのではなく、長年日本で行われているコーチングの責任。
The honor is equal.名誉は平等に分配される。「サンウルブズ、やっぱりだめだな」ではなく、日本ラグビー界が抱える問題点だと考えています。早く同志を集めて、何とかせねば。
取りあえず、coaching 2.0思考にならないと、この状況は改善されないかもしれません。
当面は、ラグビーディフェンスセミナーがあるので、ごく普通のディフェンスができるようにレベルアップを計りましょう。