2016/08/18 19:53
ラグビー関係の本は、最近になって良く書店などで目にすることができるようになりました。
指導書に関しては、まだまだ量的に豊富であるとは言えないのではないでしょうか。
以前、ラグビージャーナリストの方と話した際も、ラグビー関連本はなかなか売れずに、難しい。ましてや指導書となるとさらに、難しい。
書店に並べるだけものではないですが、非常にこの手の分野の活動に難しさを感じております。
ただ、資料として何らかの形でオープンにすることで、今後の展開にプラスになること、実祭に勉強する材料として色々な考え方があった方が、絶対によりということから、テキスト化に踏み切っております。
少々お高いかとお感じかもしれませんが、先行投資のおつもりで学習の資料にして頂ければ幸いです。
股旅ものの著書である長谷川伸さんが、日本捕虜志を書いたさいに、空襲の度に、かき集めた資料、書きためた資料を庭に穴を掘って埋めては掘り返すを繰り返し、日本の精神史をともいえる資料を書き上げたそうです。そこで、「また、ゼロかもしれんよ」と原稿を書いても読まれないことを考えながら、壮絶な執筆活動に打ち込んだそうです。
とうてい、そこまで深くまだまだ追求できておりませんが、ディフェンスに関する考え方が広まれば良いなと思っております。
たとえ、得意なゼロでも。
とうてい、そこまで深くまだまだ追求できておりませんが、ディフェンスに関する考え方が広まれば良いなと思っております。
たとえ、得意なゼロでも。
ラグビーにおける意志決定は、日本のプレイヤーの弱いところです。普段、弱いところは強いところ、強いところは弱いところと考えておりますが、この部分は、どう考えても弱いところです。この部分を育成できれば、日本のラグビーは、王国のラグビーを凌駕するのも近いと考えております。初年度のサンウルブズの戦い方を見ると、時期尚早と笑われるかもしれませんが、ディフェンステキストに試論として含まれている、意志決定方法をご参照ください。