2016/08/24 19:33

ラグビー界で、ニュージーランドチームが、宿泊先のホテルで盗聴器を仕掛けられたという、あまりよい話しでありませんが、サインをぬすむための盗聴か?賭け事のための盗聴か?などラグビー界にまつわるリスクを顕在化させてくれます。


現在のニュージーランドチームへの盗聴などは、無意味です。
以前、スパーラグビーで、プレイブックを移動するバスの中に忘れてしまい、大変なことになったという話を聞いたことがありますが。
現在のチームのサインを盗んだところで、そう簡単には対応できないようになっています。プレイブックとあるように、紙ベースのゲームプランが生きた時代もありましたが、その段階は過ぎ去ったかもしれません。もちろんプランニングは重要ですが、戦術をループする時代となり、戦術を使い回しながら、戦術を補填するようなゲームチェンジャーを果たすゲームの様相に於いては、事前の盗作などは、あまり役に立たないからです。ラグビーは、そんな段階に入っていると思われます。

プレイヤーの皆さん、自己中心的なプレイとしっかりと意志決定したプレイとは、ゲームの様相がまるっきり違うので、気をつけましょう。