2017/01/31 19:09

1月29日に行われた日本選手権決勝戦は、序盤から、両チーム卒のない入りをしました。勝敗が大事なゲームらしいものでした。

両チームトライは1つと、よく互いが研究し、良さを打ち消す手堅い入りでした。キックチャージからの1トライということで、最終ラインであるゴールラインを破られることはなかった、DFが両チーム強固に整備された印象がありました。

ワントライが起こった意志決定のミスは、スプリットのリスタートから、ラックになり、SHがキックをしようとしたところをチャージされ、そのままトライというもの。この場面は、小さなSOが、ラックサイドに立ちフローター役をしたところでチャージの可能性が高まりました。なんていうことはないプレイです。意志決定のミスです。
ハギ(SHからのキック)は、フローターが複数名しっかりまもらないと、チャージされる可能性が高いです。そのため、フローター役は、大きなプレイヤーが壁にならないといけません。小さなプレイヤーが、しかも一人だけでした。
この場合、何となくキックするのではなく、逆サイドのFWが戻ってきていたので、一度ポイントの作り直しをして、リセットしキックしても安全な状況を作り出してから、キックすることが臨まれます。
大舞台では、1つの意志決定が命取りとなります。

画像は、DFテキストの一部。
キックチェイスのものですが、キックする場面でもあてはまります。
リスクがあれば、作り直すですね。