2017/02/06 19:34

ステイクホルダーとは、利害関係者という意味ですが、各競技団体においてもステークホルダーという考え方が必要だと思われます。ラグビーのステークホルダーは、間違いなく「競技登録者」となるでしょう。その競技をする人に対しても、なかなか大事な利害関係者という認識が薄いように思われます。
「どっちむいて、やってるねん!」と首をかしげたくなるようなことが多くありました。
それは、さておき、次なるステークホルダーは、コーチ、ボランティア、サポーター、観戦者、スポンサーなどに該当するのではないでしょうか。それらすべてステークホルダーとして考え、大切に、大切に、それぞれが利するようにして頂きたいものです。

図は、観戦セミナーで使用したものですが、企業スポーツや学校スポーツにおけるステークホルダーを考えると、必ずしもラグビーのステークホルダーとは一致しません。この辺がやっかいなところです。本来、チームが、ファンづくり、サポーターづくりを中心で行うと考えられます。例えば、D大学のサポーターを増やすのに、○○協会が全力を挙げて応援するというのはおかしくありませんか?「うちの大学は、どうでもいいの!?」となるかもしれません。と考えると、「ラグビーのために観戦者を増やす」とは協会の仕事と考えがちですが、チームのファンやサポーターを増やすことは、結局は、各々のチーム、プレイヤー次第だと言えるのではないでしょうか?それが、「ラグビーの観戦者が増えた」となります。チームの周りに、「このチームを応援したい!」「このプレイヤーを応援したい!」と言う人を自ら増やしていかないと、簡単ではありません。