2017/06/19 19:14
2015年は、実はスコットランド戦に照準を絞っていたようですが、あえなく完敗してしまいました。
2017年のアイルランド戦は、スーパーラグビー参戦で力を付けたジャパンがどのような闘いを魅せるのか楽しみある一戦でしたが、主題が絞れず不明確な一戦でした。
ここ数年で、戦術という話しがごく普通に語られるようになってきました。それは、それでよいことですが、単なる戦術の遂行では、相手を崩すことは難しいものです。本来ジャパンには、崩す力はあります。
スコットランド戦前半は、多くの隙をスコットランドは見せていました。その隙を後半突ければ、チャンスを多くものにできると考えましたが、後半は、その隙が顕在化しませんでした。電撃的に得点を積み重ねられ一気に苦しい対場に立たされたということもありますが。アイルランド戦も、連続攻撃というよりも、スクラムターンオーバー、ラインアウトピールオフ、キックから、ターンオーバーからスコアされました。逆にアタックは、主題が不明確で個人の意志決定、状況判断が悪く、スキルの部分まで疑問符を付けなければならなくなってしまいました。
例えば、キックを選択したとき、そこまでは主題が明確です。そのキックボールに対する、キックチェイス、こぼれ球への反応等、想定していたのにも関わらず、不履行でした。そのため、主題が総体的に薄まっていたと言えるのではないでしょうか。
スコットランド戦、アイルランド戦にしろ、隙があれば確実にものにしなければ、勝ち目がない。逆に、隙を見せると高い割合でスコアされる。この違いが、今一歩日本のチームには、欠けているように感じます。
状況判断、戦術を意志決定するスキル、戦術の遂行中にほころび(すき)ができるとものにする状況判断等、プレイヤー自身がプレイ中に判断できるようになると、世界は近づくはず!
次戦のアイルランド戦にゲーム中の対応力、適応力、レジリエンス能力に期待ですね。

スコットランド戦前半は、多くの隙をスコットランドは見せていました。その隙を後半突ければ、チャンスを多くものにできると考えましたが、後半は、その隙が顕在化しませんでした。電撃的に得点を積み重ねられ一気に苦しい対場に立たされたということもありますが。アイルランド戦も、連続攻撃というよりも、スクラムターンオーバー、ラインアウトピールオフ、キックから、ターンオーバーからスコアされました。逆にアタックは、主題が不明確で個人の意志決定、状況判断が悪く、スキルの部分まで疑問符を付けなければならなくなってしまいました。
例えば、キックを選択したとき、そこまでは主題が明確です。そのキックボールに対する、キックチェイス、こぼれ球への反応等、想定していたのにも関わらず、不履行でした。そのため、主題が総体的に薄まっていたと言えるのではないでしょうか。
スコットランド戦、アイルランド戦にしろ、隙があれば確実にものにしなければ、勝ち目がない。逆に、隙を見せると高い割合でスコアされる。この違いが、今一歩日本のチームには、欠けているように感じます。
状況判断、戦術を意志決定するスキル、戦術の遂行中にほころび(すき)ができるとものにする状況判断等、プレイヤー自身がプレイ中に判断できるようになると、世界は近づくはず!
次戦のアイルランド戦にゲーム中の対応力、適応力、レジリエンス能力に期待ですね。
