2017/07/02 19:14

日本代表、サンウルブズと世界挑戦する日本チームが苦戦をしています。
タックル成功率が上がらないのは、一つにはシステムの問題とも考えていました。しかし、タックルそのものを外される場面が多くありました!?
なぜかと、考えていましたが、少し発見しました。
「ポストコンタクト局面」にまったく対応できていない。
プレイヤーは、ポストコンタクト局面でのスキルに戸惑っているかもしれません。
日本には、薄い概念かもしれません。この部分は、体格が劣る、フィジカルが弱い、低い姿勢でコンタクトと考えられてきたかもしれません。

ライオンズは、大きな体格でありながら、真っ直ぐだけではなく、パスダミーや、カットアウト、ハンドオフなど、タックラーが戸惑うようなスキルを入れてコンタクトしてきます。そのため、タックルポイントがつかめず、倒しきれない!
プレイヤーは、困惑しています。
この困惑を解消すれば、タックル成功率は上がり、しっかりと抵抗できる可能性が高まります。
決して、体格差、筋力量差、S&Cだけの差だけではありません。
コンタクト3局面でのスキル差です。これが進歩する世界ラグビー、モダンラグビーとの差に大きく出てきています。

しかし、ライオンズ強し!NZ勢を凌ぐ力がありますね。

*「日本ラグビーを考えるラグビー分析セミナー」にコンタクト3局面について詳しく書かれています。
多くのコーチの方、プレイヤーの方に共有されなければ、しばらく、世界との差は詰まらないかも。