2017/07/10 19:36

サンウルブズ対ストーマーズ戦は、結果的には大敗でしたが、接戦を演じる場面もありました。

スクラム、フェーズDFなどは、大きな成長を見せており、しっかりと意図が感じられるものでした。

考えると、サンウルブズのメンバーは、思うに(まったく私的な意見ですが)例えば3軍だったのがいきなり1軍で戦っているようなものかもしれません。身体的能力や潜在力は高く、伸びしろに期待したいところです。
どうしても、適したレベルで数試合、1シーズンを経てプレイヤーは成長するものと考えられます。飛び級もありますが、ゲームセンスは、何ゲームもこなさなければ、そこから成長することは難しいでしょう。
大学コーチ時代は、同じような経験がありました。メンバー編成の加減で、どうしても前年3軍だったプレイヤーを、いきなり1軍でしかもコンバートしポジション変更を行い使わざるを得ませんでした。非常に難しいものでしたが、最終的には非常によいプレイヤーとして成長してくれました。しかし、成長には、時間がかかりました。ケガなどで、トレーニング時間が奪われたり、ゲーム数が少なくなると、成長は鈍化します。(鍛え直せば、強くなりったり成長を促すことも可能ですが、ゲーム経験は奪われます)

スーパーラグビーでは、成長のスピードもスーパーでなくてはなりません。
でなければ、他のチームの成長に比べて置いてけぼりを食らわされます。