2017/07/26 22:24
クルセダース対ハイランダースの一戦は、大雨の中、後半はノースコアという展開で、前半リードしたクルセダースが勝利しました。
タックル成功率は、ハイランダースが90%(141/157)、クルセダースが88%(91/104)と高いものでした。この数値だけを見ても、参考になりません。この日のコンディショニングから、オープン攻撃は、ほとんど無く、ピックアンドゴー、ハーフからの1パスクラッシュと単純なアタックが多く、フィジカルバトルの様相だったからです。比較的、タックルしやすい、ポストコンタクト局面での攻防と言うよりは、二個一と呼ばれるような、スネークプレイが多かったことに起因していると考えられる。
また、キックの多さも格段に多くなっていました。48回と40回と非常に多い。
コンディションに寄ることもありますが、普段キックを使わないクルセダースが、キック合戦に負けなかったことが大きかった。例え、キック合戦で地域を挽回されても、ラインアウトへプレッシャーをかけて、アタックの芽を摘んだ。次の手が、しっかり準備されていた。
ハイランダースも、決してなにもしなかったわけではなく、色々なキックを駆使して、チャンスメイクを計ったが、局地戦でも上回ることができなかった。
ハイランダースも、決してなにもしなかったわけではなく、色々なキックを駆使して、チャンスメイクを計ったが、局地戦でも上回ることができなかった。
クルセダースは、開幕当初、何とか勝ったといったゲームが多かったが、若手のプレイヤーも成長し、色々な戦いにおいて非常に高いレベルで遂行できる、エクスキューズ出来るチームへと変貌したことが分かる一戦となった。
スコット・バレットが、サム・ホワイトロックのようなジャンパーへと成長できるか楽しみである。