2017/10/08 15:30
ふと、書棚から2002年に発行された武士道についての雑誌が目についたので、ぺらぺら読み返すと。
いろいろ日本の社会が陥っていることと、武士道についての感覚が、真逆だったことに納得。
それは、さておき、『組織のユニットとしての「備」』が、ポッドみたい!?
その内容が、そのままモダンラグビーにあてはまる?
戦いの軍団において備(そなえ)とは、独立の軍事単位に分かれその司令官は「旗頭」とよばれるようです。その備は、「その行動に自立性を有する自立的な単位であることが、その特性である」そのため、必ずしも主君の命にはしばられず独自の判断と行動をとることが許容されていたそうです。トップダウンの上意下達的な指示系統ではなさそうです。
あらかじめ予定されていた作戦計画の遂行ではなく、不測の事態が常に発生するということから「現場における臨機の迅速な対応が何よりも求められている」「これは、戦場の論理といってよいであろう」
ラグビーにおいてもゲームを作るプレイヤー、ポッド内でどのように意志決定するか、武士道と呼ばれる戦国の戦い方を学ぶのも参考になります。