2017/10/21 18:31
あべのハルカス美術館へ、雨の中行ってきました。雨で出足が鈍いと思いきや、なかなかの混み具合で、チケット購入、入館までに約1時間ぐらいかかってしまいました。入館後も、ほとんど動かず。
北斎の磁力は、すごい。
北斎といえば、今更の説明もございませんが、なんと、80歳代でもばりばりの現役でかきつづけたようです。
とても魅力を感じたのは、彼の精神性が伺えた解説です。
解説には、人だかりが出来ていませんでしたが。
『超自然的な存在を描かねばならぬと真摯に思うようになった』ようです。目に見えない世界との交換があったこと、
そして、『北斎にとっての絵とは閉鎖的なものではなく、世界とつながる手段であり、一部の社会のみならず、全てに開かれてているものだったのである』と一人でするのではなく、他者と共に仕事をすすめ、『彼らから学ぶことを追い求めることによって高み到達した』とありました。
今でいうなら、チームで仕事をして、学びつづけ、それを隠すことなく、シェアした。守破離の思想や高齢者問題もどこ吹く風で、生き抜いたのでしょう!
北斎の精神性に非常に興味を抱いた美術展でした。

北斎の精神性に非常に興味を抱いた美術展でした。
