2017/12/30 15:10

「コーチングに関してよい本ありませんか?」という問い合わせがありましたので、今後よい本がありましたら、ご紹介していきたいと存じます。ただ、多岐にわたるのであらかじめご了承ください。


「闘争の倫理」スポーツの本源問う 大西鉄之祐著
すべては、哲学より生まれるといわれることもありますが、そのスポーツ哲学、ラグビー哲学について言及した双璧のない名著です。
読みこなすことはそのため困難で、難解かもしれませんが、「スポーツを志すものすべてが読むべきである」とルビにあるように、読むべき一冊です。
難解で読みこなすのは難しいと感じる方は藤島大さんの「知と熱」から、入ることをお勧めします。

日本のスポーツやコーチは、あまり哲学的ではない!?本質的なことを疎かにして、深くないと揶揄されることもありますが、読みこなす方のセンスが問われる一冊でもあります。

この正月に、”未来のラグビーのために”読書という投資をするのも一つの戦略オプションの一つです!?

大西氏を、感情的と捉える側面はごく一面的で、はるか以前より、科学的なラグビーを志向してた先駆者でもあります。
その話は、別の機会で。