そのタックルは、ボールを奪おうとする目的のため、強く激しく体をぶつけていくことがあります。

見ていると、激しく恐ろしいもの！？敵がい心丸出しの、ややもすれば痛めつけるためのプレイとして写る場合があります。

ボールを持つと、前に立っているディフェンダーの人達が、襲いかかろうと向かってきます。
ボールをパスをする、放すと、それまで襲いかかろうとしていた人が、次にボールを持った人に向かうために、目の前が一瞬で開けたような感じになります。この感覚を味わいたいのであれば、是非、ラグビーをプレイして下さい！

実際にタックルを受けると、襲いかかろうとしたタックルというプレイは敵がい心ではなく、ボールへの執着であることが分かります。

タックルが決まれば、そこには認め合いが発生します。互いにそれぞれのよいプレイを讃え合うこともあります。ゲーム中にです。
『ナイス、タックル！』『ナイス、パス』等々。
端から見れば、襲いかかろうとしているプレイ、襲いかかろうと来るものをぶち倒そうと見えるプレイには、ラグビーの本質的なことが凝縮されています。
ラグビーの不思議な本質は、非常に魅力的であります。

トップを目指すのは、この不思議な魅力を、精神性、技術性、本質性をより高レベルで体感するためでもあります。
観て、聴くだけでも少しは感じられます。

さあ、ラグビーをはじめましょう！
ラグビーグラウンドに足を運びましょう！

未来のラグビープレイヤーのために