2019/03/09 09:42

いよいよ大学スポーツ界も変革の時を迎えようとしています。新しい組織が出来上がり、運用がはじまるようです。
ユニバスといわれる組織が、大学スポーツをまとめる統括組織として歩み出そうとしています。

先日関係者の話を聞く機会がりましたが、危惧する点は「大学生不在!?」であったことです。大学側や国の思惑で、大学スポーツが作り代えられる感じです。ステークホルダーの一つ一つは、大きな関わり合いがあるので、考えることは致し方ないのですが、あまりにも大学生主体の影が薄く、「学生のため」といいながらも、学生のメリットを唄いつつも、組織の意向が大きく反映されているように感じました。
以前経験した「授業料免除している学生は、大学側の意向に従え!」と強圧的な思惑がより普及浸透することになるかもしれません。そうなれば、逆に、学生からスポーツを奪う権利を正当化し、「スポーツをする権利を剥奪する」ことも考えられます。大学という場が、学生の未来を創るのではなく、「要無しは、お役ご免でクビです」とより厳しいものとなってくる。
大学生アスリートも、より自己責任が高まり、甘えは許されなくなる、襟を正さなければ、未来を開く大学とはならないことを知っておかなければならない。
ユニバスの成功を祈っております。